JAMHA シニアハーバルセラピスト認定試験を受験しました。
今回は、初のオンラインでの受験(CBT試験)という事で試験時間・問題数が変更されました。
それだけではなく、実際に受験してみると、紙に記入する試験とは勝手が全く違います。
戸惑った方も多くいらっしゃったのではないでしょうか?
これから試験を検討されている方に、私が受験して感じたこと(オンラインでの試験はどんな感じか、対策した方が良いと思った事、テストの傾向など)をご紹介します。
お役に立てたら幸いです〜。
*この記事は2021年11月に行われた、第12回シニアハーバルセラピスト認定試験を受験した体験談を元に書いております。
シニアハーバルセラピストの受験者はどれくらい?
私が受講したシニアハーバルセラピスト講座のクラス(土曜クラス)は、オンライン2名(私を含む)、通学1名の計3名でした。
別のクラス(平日クラス)もあるのですが、対策講座に参加したのは5名(私達のクラス3名含む)なので、ハーバルセラピストに比べるとかなり少ない印象でした。
1/2〜1/3程度なのかな?と思いました(あくまで推測...)
ハーバルセラピストに比べると敷居が高い印象があるので、やはりグッと受験者数は減るのかもしれません。。
また、シニアまでくると趣味だけではなく実際にお仕事に生かしている(生かそうとされている)方も多いようです。
CBT試験を受験して感じたメリット&デメリット
CBT試験は、全国47都道府県にあるテストセンターにあるパソコンで受験できます。
詳しくは、JAMHAのサイトにも記載ありますが、実際受験してみての感想含め特徴はざっとこんな感じです。
メリット
- 自宅近くの会場を選べる!
- 試験実施期間が2週間あり、好きな日程&時間を選べる!
- 日程の変更が1営業日前まで可能!
- 記述式において難しい漢字の誤字が防げる!?
- 周りを気にする事なく、試験に集中できる
- 終了時間まであと何分か?常に確認できる
- 確認したい問題をチェックでき、クリック1つでその問題を開ける
デメリット
- 試験時間が半分に短縮(2時間 → 1時間)
- 慣れないPCで(記述問題は)タイプミス&変換に少し苦労する..
- 番号に「x」や「○」を入れるなどはPC上ではできないので、メモしながら回答の候補を選択しなければならない...
- 迷ったワードにアンダーラインなどの印が付けられない..
- 試験問題は(流出防止のために)ランダムかもしれない...?
オンラインであるからこその「やりにくさ」に苦戦しました(汗)
そして、次の項で詳しくお話ししますが、JAMHAさん特有のクセもあり...
試験終了後、「今回は厳しいかもしれない..」と思いました。
▼CBT試験の説明動画
*CBT試験の説明動画では、「結果が終わりましたら、即時採点。結果レポートの印刷を行います。」と言うような事が言われてますが、今回の試験においては点数などは表示されません。
やはりJAMHAさんからの結果発表まで待つ感じです。
【参考サイト】
▼2021年11月実施「資格認定試験」実施要項、お申込方法について
https://www.medicalherb.or.jp/archives/196360
▼CBT試験に関するQ&A一覧
https://www.medicalherb.or.jp/archives/202641
▼CBT試験練習ページ(選択式のみ)
https://www.jjstc.com/trial_ibt/
ちなみに、私は自宅に1番近い西日暮里のテストセンターで受験しました。
会場の様子や受け付けなどを詳しく書いてくださっている方がいらっしゃいましたので、ご参考ください〜。
▼【簿記ネット試験会場】西日暮里テストセンターで簿記受験をした感想 | OL彩花の1億円BLOG
https://ayakablog.com/study/bookkeeping_cbt/
テスト会場について、私の感想としては、音は気にならなかったです。
私は使わなかったけど、ヘッドホンがおいてありましたので気になる方は使用してもいいかもですね。
席は、前は壁で左右は区切られているので隣近所が気になることもなかったです。(ネットカフェに少し似た感じでしたw)
また、上記の動画ではノートPCでしたが、私が受けた会場ではデスクトップ型のWindowsPCでした。
会場によってPCは異なるのかもしれません。
シニアハーバルセラピスト認定試験の出題傾向
具体的な試験問題はお話しできないのですが、試験の形式など参考になると思いますのでお話しできる範囲で記載します〜。
問題数は?
前回までは、
- 選択問題 30問、記述問題 20問の計50問
- 白紙に回答を記載する
- 制限時間は120分
と、聞いておりました。
大体の方は1時間〜1時間30分程度でさっと解いて、2〜3回確認する余裕があったとのことでした。
今回は、時間が半分になった分「試験時間に合わせて問題数を調整しています」とありましたが、事前に何問なのか?告知がなく...
半分の25問なのか...?
でも、そうなると(80点が合格ラインなら)5問以上不正解で不合格になる可能性が出てきます...それも困る...
対策講座で担当の先生は「初めてのことだからこればっかりは受験してみないと分からないねw」とおっしゃってましたw
実際は。。。
40問でした!!
(内訳は、選択問題 → 25問、記述問題 → 15問)
ご存知の通り、JAMHAさんの選択問題選は、すべて分かっていないと正解にならない傾向にありますw
ということは。。
選択問題 25 x 5択 = 125問
これに記述式15問を追加すると。。
全部で140問!!解かないといけない...
これを60分で解くのか。。(1問/約25秒..)
時間は1時間(60分)も減ったのに、問題数が10問しか減らない。。
また、選択問題が予想通りの難問でw、30分経過した時にまだ16問程度しか回答できずで焦りました(涙)
ところが。。
記述問題に入った所でペースが上がりました♪
記述式は穴埋め問題で、一問一答という事もありますが、問題自体が簡単なのです。
引っ掛けが全然無いです。
一気に巻き返しをはかり、残り時間13分程度のところで見返しに入りました。
ここで、先ほどデメリットとしてあげた「迷ったワードに印が付けられない...」の問題が出てきます。
ペーパー試験の場合、選択問題を解く時は明らかに間違いと思われる問題の番号にペンで「x」をつけ、迷った時は引っかかるところ(ワード)にアンダーラインなどを引いて、後で見返すというやり方ができます。
CBT試験はそれができないので、最初から(aから)問題を読み返す事になります(涙)
(メモにワードを記入すれば良かったのかもですが、それも時間を取られそう...)
結果、15問目くらいまでチェックしたところで時間切れ...となりました(涙)
出題形式は?
先にも書きましたが、記述式は穴埋め問題で一問一答。
選択式は、基本的にハーバルセラピスト認定試験の時と同様、
- aとb
- cとe
- aとbとc
- cとdとe
- bとdとe
主にこの形式で、「5つの文章から正しい物を1つ選べ」ではなく、「正しい組み合わせを選べ」という形で出題されます。
さらに今回は、「全て」という選択肢がある問題が数問ありましたw(全問では無いのでそこはご安心ください)
これが出たら、完全に5つ全て解けないと不正解となります。
(基本的に5問全て解けないと厳しくはありますが...w)
間違いそうな「〜ではない組み合わせを選べ」には、今回も下線が引かれていました。
そういえば、「最も適切な組み合わせを選べ」という言い回しもありました。
相変わらず、言葉の意味を考えさせられます。。
出題傾向(各論)と対策
【出題範囲】
- テキスト + メディカルハーブの事典にある(ハーバルセラピストで学んだ)30種類のハーブ
- 学名:基本の30種類のハーブ + テキストに記載あるそれ以外のハーブ
事典の範囲は基本の30種類のみです。
これが割と出題されました。
概論、成分、補足は特にしっかり読み込んで、
- そのハーブの特徴
- 歴史(どこの国で、誰と絡んでいたのかなど)
- 何に効くのか
- 別名(「〇〇」と呼ばれていたなど)
などは、覚えておいた方が良いです。
もちろん、テキストに記載されている適応もしっかり抑えておいてください。
私は、ハーバルセラピストの時にある程度覚えたからと、事典はざっと1度読んだ程度で終えてしまい後悔しました(涙)
そして、学名で出題されます(新しいハーブも学名で出てきました)
出題傾向(各論以外)と対策
記述式は、ある程度勉強していれば解けるような基本的な問題でした。
難しい漢字が出てきたら辛いから、キーボード入力だと安心だなと思っていたのですが、手書きで書くのが難しいような問題は出てきません。余裕で書けますw
むしろ、キーボード入力だと変換候補がなかなか出てこなくて、1文字ずつ変換したものもあり、その分時間的ロスになった感があります。
いずれにしても、落ち着いて解いていけば、ほぼ大丈夫と思います!
選択問題は、やはり難度が高い印象です。
全部解いて、選択肢をみたら自分の回答と違う...は結構ありました。
絶対これは合っている(もしくは間違っている)を優先にして、選択肢を選ぶ感じで進めました。
また、基本的にテキストから出題されますが、間違いの問題は言葉がアレンジされている事があります。
テキストはしっかり読み込んだのですが「あれ?こんな文言あったっけ?」と悩む問題はありました。
間違いなので、テキストの文言と異なって当然なのですが、書き方が絶妙で「う〜ん」と考えてしまいました。
全体的に「日本語難しいなと思わせる問い方」ですw
合格率は?
公表されていないのですが、ハーバルセラピスト認定試験より難関なのは間違いありません。
ただ、受験者数も少ないし、割としっかり勉強されている方が受験する感じなので物凄く低いわけでも無いように思います。
シニアハーバルセラピスト認定試験においてのCBT試験対策!!
記述問題から解いていく
選択問題は1問解くのに時間がかかります。
半分時間(30分)が過ぎた時点で、半分(20問)近く終わってないとかなり焦ります。
焦ると記述問題に入った時に、タイプミスなど思わぬミスを招きます。ですが、記述式は落ち着いて取り組めばおそらく採れます!
ならば、最初に安易な記述問題から解くと「おお。解ける♪」と波に乗れます。
その後、選択問題に着手して冷静に解いていくのが良いかと思います。
*試験開始前の説明ページに「1〜25は選択問題、26〜40は記述問題」と言うような記載があります。(変わるかもしれないので)何問目から記述問題なのか?確認して、スタートボタンをクリックしたら、該当問題の番号を開くと良いと思います。
メモを活用する
デメリット面「番号に「x」や「○」を入れるなどはPC上ではできない」ので、会場で渡されるメモ用紙に「a,b,c,d,e」を書き、「x」や「○」を上から入れて候補を選択していきます。
これが、地味に時間を持っていかれます。
とにかく、60分はあっという間です。
また、後で見返した時に見やすい方が、どれとどれで迷っていたのか?の印になります。
なので、オススメの方法は、
スタートする前に、選択問題分の問題番号と「a,b,c,d,e」をメモに記載しておきます。
1. a,b,c,d,e
2. a,b,c,d,e
3. a,b,c,d,e ...
こんな感じで。あとは、問題を解きながら、上から「x」もしくは「○」を付けていくだけで良いので、時間が節約できます。(迷った奴はアンダーライン「_」をつけるといいかもしれません)
事前にできることはやっておいて、落ち着いて取り取り組むのがポイントです!
合否通知で郵送されたものは?
合否通知は「12/20頃 発送予定」とのことでしたが...
2日後の12/22 夕方頃届きました。(当方、東京都荒川区です)
合格だと資格認定書の手続きなどの案内があるはずだから、厚めの封筒が届くのかな...?
逆に、不合格だとめくって結果のみ分かるハガキかしら...?
と、想像して「封筒!!封筒!!」と祈りながら12/20以降、朝&夕ポストを覗いておりましたw
ついに来た!!
封筒だけど、なんか薄い。。。
封を開けて覗くと...
「合否通知」とあります。。
ハーバルセラピストの時もですが、この「否」が先に目に飛び込んでドキッとしますw
でも、大丈夫でした〜。(ふぅ..本当に良かった)
届いたものは。。
- 合否通知
- 資格認定書の手続きお知らせ
- 認定書交付申請書
- 封筒
教会の案内などは無いので、なんだかあっさりした感じですw
また半年後にこの試験受けるの辛いな...と、思っていたので本当にホッとしました〜。
合格祈願のおまじない
受験を申し込んだ方&受験が終わって結果待ちの方へ、気持ちが落ち着く合格祈願のおまじないをご紹介します。
私はあまり占いには興味が無い方ですが、神社で神頼みもしますし、初詣にはお守りも買ったりします。
一生懸命やることをやった後は、神頼みってやつです。
今回、私がお守りにしたのは。。。
ハーバルセラピストの時にいただいた「合格通知」です!!
スマホで合格通知を撮影 → ↑こんな風に「合格」のところをトリミングして保存しておきました。
試験後、「ああ。。ダメかも。。」ってネガティブな気持ちになった時に画像を開いて、「あ、合格だった」と自分に言い聞かせ(今回も合格通知が届いたとイメージさせる)感じです。
試験終了〜発表までが精神的にソワソワしたりしますよね。。
そんな時に、これをやると意外に気持ちが落ち着くのでオススメです♡
最後に。。
かなり長くなりましたが、CBT試験においてのシニアハーバルセラピスト認定試験問題の傾向や対策について書きました。
CBT試験は不安だな。。シニアハーバルセラピストの試験ってどんな感じ。。?と思っている方の参考になれれば幸いです!
↓ハーブと精油の学名と読み方のまとめ書いてますのでご活用ください〜
↓ハーバルプラクティショナーのレビュー記事も書きました!