家庭でも作れる！風邪の初期、喉の痛みに効く桂枝湯の作り方と効能

桂枝湯の材料

桂枝湯(ケイシトウ)は、カゼの初期症状に飲むと良いとされていて、入っている生薬が葛根湯とそっくりなんです。

そして、家庭でも作れるんです〜。

桂枝湯：大棗、桂皮、甘草、生姜、芍薬
葛根湯：大棗、桂皮、甘草、生姜、芍薬、葛根、麻黄

そう、桂枝湯に葛根と麻黄を加えれば葛根湯になる訳です！

ちなみに。。
桂枝湯は、中国・漢代の『傷寒論(しょうかんろん)』という医学書の最初に出ている薬です。

現在の漢方薬は、桂枝湯をベースに、他の生薬を加減して応用している物が多くあるようです。

芍薬以外は、家庭でも揃えられるので簡単に桂枝湯が作れます♡
＊期待できる効能も合わせて記載します。

(ちなみに、芍薬(シャクヤク)も痛みを緩和する作用があります。)

両方、風邪の初期症状に効くとされておりますが大きな違いは、

桂枝湯 → 体力のあまりない人や高齢者に向いています。(「虚証」向け)
葛根湯 → 体力の充実している人に向いています。(「実証」向け)

また、葛根湯は肩こりの治療でもよく処方される薬です。

今週末、風邪で喉をやられたので、早速服用してみました。
甘草やナツメが入っているので甘くて飲みやすく、喉の痛みが和らぎ、体がポカポカします。

喉がとても痛かったので、喉に湿らすようにゆっくりと飲むと少し楽になりました。
また作ってみたいと思います♡

【参考サイト】

コスメレシピ｜東京手作り石けん教室